2013年1月27日日曜日

icedove 10.0.12 の日本語化

先日アップグレードを行った icedove 10.0.12 ですが、まだ debian squeeze の backports へ日本語パックが到着していないため、英語表記のまま使用していました。このままでも問題はないのですが、念のため日本語化を行ってみました。日本語表示が必要な読者さんは参考にしてください。なおこの方法を使用しなくても、いずれ debian squeeze の backports へ日本語パックは到着すると思いますので、それまで待つ選択肢もあります。


日本語化は日本語パック(langpack-ja@thunderbird.mozilla.org.xpi)をインストールする方法です。

debian sid の日本語パックのパッケージをダウンロードして、そのパッケージの中から日本語パックを抽出してインストールしました。単純に dpkg -i で sid のパッケージをインストールすることも出来ますが、後日のパッケージの管理のことも考えると icedove のアドオン形式でインストールした方が後腐れがないと思っての判断です。

次の URL から sid の icedove の日本語パックをダウンロードしました。
パッケージ: icedove-l10n-ja (1:10.0.11-1)
Icedove 用日本語パッケージ
http://packages.debian.org/ja/sid/icedove-l10n-ja
このページの下の方にある「icedove-l10n-ja のダウンロード」の項目からアーキテクチャ「all」をクリックすると各国のダウンロードサイトへリンクのページへ移行します。ここから手近なアジアの日本のサイトなどからダウンロードします。

ダウンロードされるファイルは「icedove-l10n-ja_10.0.11-1_all.deb」というパッケージです。このパッケージを gnome のファイル・ブラウザの Nautilus で開くと書庫マネージャの File Roller で内容を表示してくれます。ここから次のディレクトリを辿って日本語パックを解凍させます。
/usr/share/icedove/extensions/
langpack-ja@thunderbird.mozilla.org.xpi


解凍された日本語パック(langpack-ja@thunderbird.mozilla.org.xpi)を icedove へインストールします。「menu」>「Tools」>「Add-ons」と辿ってアドオン・マネージャのページへ移行します。そこで右上の検索窓の左側にあるツールアイコンをクリックして「Install Add-on From File...」を選択します。するとアドオンを選択する画面が表示されますので、ここで先ほど解凍した「langpack-ja@thunderbird.mozilla.org.xpi」を選択してインストールします。


インストールが完了すると icedove の再起動を 求められますので、 icedove の再起動を行います。


再起動が完了すると表示は日本語に切り換わっています。


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