2011年4月29日金曜日

pentium3 なマシンで Wary511 起動失敗

Puppy Linux の Wary 511-01j を IBM NetVista M41 Slim (プロセッサ Pentium 3 , チップセット i810E2) で起動させようとしたところ失敗しました。

具体的にはどんどん立ち上がっていってワンワンと鳴き声が聞こえたのですが、画面が真っ青な状態でどうすることもできませんでした。結局電源ボタンをワンクリックして一分後に自動シャットダウンをさせてその場を切り抜けました。

どうも xorg の自動設定が上手くいっていないようです。チップセットの i810E2 が問題なのでしょうか?

そこで CD-ROM の起動画面のところで上から二番目の Puppy safe mode で起動させました。起動途中には従来からあるキーボードの選択などがあり、そして xorg の画面の設定が出ます。ここでモニターの種類や画面の大きさなどを設定すると無事起動させることに成功しました。

ここでハードディスクへインストールさせたのですが、やはり再起動のときに真っ青な画面で立ち上がってしまいました。

そこで再度 CD-ROM から Puppy safe mode で起動させて個人保存ファイルの設定(メニュー>ユーティリティ>個人保存ファイルの設定)を行って 起動したときの情報をインストールしたディレクトリへ保存させるようにしました。

この状態で再起動をかけるとシステム終了時に個人保存ファイル(warysave.3fs)が作られて終了しました。そして再起動したときには前回保存した個人保存ファイルの情報から xorg の設定情報も読み取られて無事起動するようになりました。

画面の自動設定が上手く行かなかったときには意外と苦労してしまうようです。

上手く画面設定が上手く行かない場合には Puppy safe mode によって起動させることをお推めします。また正常に起動した状態で個人保存ファイルも作って保存しておくことをお推めします。

また日本語関係(anthyなど)が動作しないときには CD-ROM から lang_pack_ja-1.1-w5.sfs を wary のインストールされているディレクトリへコピーしてください。そして再起動させれば日本語関係のものが上手く動作するはずです。

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