2010年9月15日水曜日

ThinkPad 535X Debian Sarge の有線LAN


Debian Sarge をインストールした ThinkPad 535X に手持ちの有線 LAN カードを挿してみて動作を確認してみました。古いカードほど認識率が高いようです。

1. IBM ETHERNET 2 (10Mbps) NE2000 compatible
 デフォルトの状態で認識して動作しました。
 いわゆるNE2000互換の鉄板カードで重宝しています。問題点はカードに接続する長いコードでしょうか。


2. CONTEC C-NET(PC)C (10Mbps)
 デフォルトの状態で認識して動作しました。


3. NETGEAR FA410 (10Mbps/100Mbps)
 デフォルトの状態で認識して動作しました。
 NE2000(DL10019 rev 30) で動いていました。


4. corega PCC-TD (10Mbps) NE2000 compatible
 カードを認識しませんでした。
 /etc/pcmcia/config の編集で認識して動作しました。(※1 参照)


5. Laneed LD-CBX/TX (10Mbps/100Mbps)
 カードを認識しませんでした。
 /etc/pcmcia/config の編集で認識しても動作しませんでした。(※2 参照)


6. BUFFALO LPC-CF-CLT (10Mbps) NE2000 compatible
 デフォルトの状態で認識して動作しました。



※1 corega PCC-TD の認識設定

カードの情報を調べます。
# cardctl ident
 Socket 0:
  product info: "corega K.K.", "corega Ether PCC-TD", "", ""
  manfid: 0x1234, 0x5678
  function: 6 (network)
 Socket 1:
  no product info available

使用するドライバーモジュールは pcnet_cs となっているので以下の内容を /etc/pcmcia/config へ追加しました。

 card "corega Ether PCC-TD"
  version "corega K.K.", "corega Ether PCC-TD", "", ""
  bind "pcnet_cs"

このあと pcmcia サービスを再起動させるとカードを認識してネットワークも自動的に設定してくれました。

 # /etc/init.d/pcmcia restart
 Shutting down PCMCIA services: done.
 Starting PCMCIA services: cardmgr[3553]: watching 2 sockets
 done.

※2 Laneed LD-CBX/TX の認識設定

いわゆる tulip 互換チップを使用した LAN カードです。
やはり tulip 病を発症する状況でした。
/etc/pcmcia/config にカード情報と tulip_cb のドライバーモジュールの関連付けを行いましたが、ドライバーモジュールのロードまでは行われるのですが、ドライバーモジュールがカードを認識しない状況となっていました。
dmesg では eth0: ADMtek Comet rev 17 at 0x4000, 00:90:**:**:**:**, IRQ 11. の内容が出ていました。eth0 を設定するところまでいっているようです。
とりあえずこのカードを使用しなければならない状況ではないのでしばらく放置することとしました。

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